raspberry piでパソコンとデーターを行き来できるようにする
(ftpサーバーにする)

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今回はブログ風にしていきます。

ftpサーバーにすると何がいいのか

ftpにするメリットは、やはりraspberry piのデーターを(scratchとか)パソコンで編集したりバックアップを取るために使えます。SDカードを抜くより楽ですし、つけっぱなしても消費電力が少ないのでHDDを取り付けてサーバーにもできます。

デメリットとしては、パソコンとraspberry piのふたつを起動しないといけないところです。

でもメリットのほうが大きいのは確かです。僕的にはftpサーバーにして満足しいまも使っています。

設定方法

1発でする

おなじみの1発で行いたい人は、このサイトをraspberry piで開き、したのコマンドをLX terminalにコピー&ペーストしてください。

sudo apt-get -y install pure-ftpd && sudo groupadd ftpgroup && sudo useradd ftpuser -g ftpgroup -s /sbin/nologin -d /dev/null && sudo mkdir /home/pi/FTP && sudo chown -R ftpuser:ftpgroup /home/pi/FTP && sudo pure-pw useradd uploader -u ftpuser -g ftpgroup -d /home/pi/FTP -m && sudo pure-pw mkdb && sudo ln -s /etc/pure-ftpd/conf/PureDB /etc/pure-ftpd/auth/60puredb && sudo service pure-ftpd restart

途中にパスワードを聞かれます。もし、password for piと聞かれたらpiのパスワードを入力します。わからない場合は今のパスワードを入力します。設定していない場合は、raspberryだと思います。ftpのときのパスワードをここで決めるので忘れないようにしましょう。

使い方のほうは下のほうを参考にしてください。

個別でする

個別でするほうが細かくわかるでしょう。(一部のコマンドの意味がわかるかもしれません。)

  1. sudo apt-get install pure-ftpd でpure-ftpdをインストールする
  2. sudo groupadd ftpgroupでftpgroupというグループを作成する
  3. sudo useradd ftpuser -g ftpgroup -s /sbin/nologin -d /dev/nullで権限を与えないようにします。
  4. sudo mkdir /home/pi/FTPで/home/piの中にFTPというディレクトリ(つまりフォルダーを作成する)を作成する
  5. sudo chown -R ftpuser:ftpgroup /home/pi/FTPome/pi/FTPフォルダーの所有者をftpuser、グループをftpgroupにします。
  6. sudo pure-pw useradd uploader -u ftpuser -g ftpgroup -d /home/pi/FTP -mで新しくuploaderというユーザーを作成し、ftpgroupに所属させます。そしてuploaderのホームディレクトリを/home/pi/FTPに変更します。この時にパスワードを聞かれるのでFTPの時に使うパスワードを入力します。もし、password for piと聞かれたらpiのパスワードを入力します。わからない場合は今のパスワードを入力します。設定していない場合は、raspberryだと思います。
  7. sudo pure-pw mkdbーをデータベースに登録します。
  8. sudo ln -s /etc/pure-ftpd/conf/PureDB /etc/pure-ftpd/auth/60puredb で認証方法を設定します。/etc/pure-ftpd/auth/60puredbに/etc/pure-ftpd/conf/PureDBをリンクさせます。
  9. sudo service pure-ftpd restartで最後にpure-ftpdを再起動します。

使い方

FTPクライアントソフトがある方はそれを使用してください。(ウィンドウズ以外は必要かと思います。おすすめはfilezilla)ウィンドウズの人はエクスプローラーでOKです。

ユーザー名はpi、パスワードは先ほど入れたパスワードです。